2014-12-01

愛媛、相撲が盛んな町


愛媛を代表する相撲どころ西予市野村町(せいよし・のむらちょう)。
松山市駅から車で1時間半ほどのところです。


11月24、25日、この町で「乙亥大相撲(おとい・おおずもう)」が開催されました。

隠岐の海と遠藤も!

これは江戸時代から163回続く伝統行事。

1852年に起こった大火災を機に、旧暦10月乙亥の日を選んで33結びの火鎮祈願相撲を行ったのがはじまりだそう。厄除けの奉納相撲は1952年に終わったものの、地方祭として定着し今も開催されています。


会場の乙亥会館には、立派な土俵と吊り屋根が!

さすが相撲が盛んな町。
観に来ている地域の人も、相撲を見慣れているというか楽しみ方を熟知しているという感じで、取組の最中の掛け声も威勢が良く痛快でした。

熱気と勇士にあふれた少年たちの取り組み

技を出すタイミングや体勢の持っていき方、技の種類の多さなど、実際に生で見ると気づくことが沢山あって「相撲って面白い!」 何で今まで見なかったんだろうとさえ思いました。


ちなみに、会場周辺に立てられた幟は、宇和島の黒田さん(黒田旗のぼり店)によるもの。


鮮やかで色んな種類の幟が、街中に200本以上はありました。


野村町は、小さいけれど落ち着いた風情のあるいい街でした。

街の中から団結力というか、まとまり感のような雰囲気を感じたのは、こうした伝統行事があるからかもしれません。

「銃砲火薬店」という看板の隣に、料亭「一二三」。そのマッチが素晴らしい。


乙亥大相撲
http://www.seiyo1400.jp/