2016-08-01

蓼の花の湯呑み、神楽坂へ


神楽坂 暮らす。での展示会「愛媛村の夏まつり」、先週から始まりました!
(ただし月曜、火曜は定休日となりますのでご注意ください)




今回は、砥部焼や愛媛の郷土玩具、手漉き和紙、藍染のストール、藁細工などを展示させていただいていますが、店主のはるやまさんが一海窯の湯呑みについて書いてくださいました。


●道草雑記帖
http://kurasustore.hatenablog.com/entry/2016/07/31/170454
「神楽坂 暮らす。」 店主の備忘録/日々のこと/器のこと ~蓼の花の湯呑み~





自然豊かな砥部の山間部(旧広田村)に工房を構える一海窯。




愛媛に移り住んで間もないころ砥部の窯元めぐりをしていたのですが、たまたま訪れたこちらの工房で「蓼の花の湯呑み」と出会いました。




手にした瞬間、「ほのぼのとした優しい湯呑み!」と、ひと目惚れしたのですが、植物に無知なわたしは何の花が描かれているのか分からず…。

何の花だろう?蓼(タデ)?と首をかしげていると、一海さんが「こっちにおいで」と工房の裏庭に連れていってくれて、そこに咲く蓼の花を見せてくれました。




初夏の気持ち良い風にそよぎながら、ゆらゆらと咲く蓼(タデ)の花。
それを「かわいいでしょ~」と言いながら、ニコニコ見つめる一海さんご夫婦。

湯呑みから伝わる優しさは、こうした身近な自然を大切にするおふたりの眼差しからくるものなんだな~とそのとき妙に納得しました。

そんな心あたたまる工房でつくられているからか、この湯呑でお茶をいただくときは時間がいつもよりゆっくりと流れていくように感じます。



ぜひ会場でお手にとってご覧ください。

どうぞよろしくお願いします。



愛媛村の夏まつり

7月29日(金)~8月12日(金) 
12:00~19:00(日曜・祝日、最終日は18:00まで)
定休日 8/1(月)、2日(火)、8日(月)、9日(火)

会場: 神楽坂 暮らす。
東京都新宿区矢来町68 アーバンステージ矢来101
http://www.room-j.jp/