2018-04-03

ついに、秋田入り!


2月の秋田は豪雪でこんな状態(↓)だったので、やむを得ずわたしと娘は関東にある実家で待機。先日、雪解けを待って秋田入りしました!




とは言うものの(4月のはずなのに)まだまだ肌寒く、まさかの雪が降る日も…!

同じ日本とは思えないくらい寒暖の差がある愛媛と秋田。
こんなに違えば、衣・食・住だけでなく、文化や言葉も違うはずだわ~!と、妙に納得する日が続いています。




まだあまり秋田調査はできていないのですが、やっぱり漬物文化は想像以上に魅力的。圧倒的な品数に驚きつつ、保存食の奥深さと大切さを改めて感じています。

こんな可愛い和菓子も発見!おばこ餅。




秋田らしいパッケージ(という表現が合っているかまだ分かりませんが、笑)に惹かれて老舗の和菓子屋さんで1箱300円で購入。




くるみが入った「ゆべし」のような和菓子。もちっとした醤油風味の食感で、優し~い甘さなのでお茶の時間にパクパク。ちなみに「おばこ」とは、方言で「若い娘さん」という意味だそう。

そして、こーんな美しい茶筒たちにも出会いました!伝統工芸の樺細工。




樹皮をツルツルに磨きあげるだけでなく、なかには樹皮の表情をできるだけ生かした「チラシ皮」という手法もあり(写真:手前)、あたたかみのある佇まいと触り心地が落ち着きます。

樺細工 八柳では、なんと樹皮を削るプチ体験もさせていただきました。




包丁のようなかたちをした専用の刃物で樹皮の表面をザーザーと削っていきますが、見た目より結構力が必要でコンマ0ミリの難しい作業。でも、中からのぞいた樹皮の表情は新鮮で「こんにちわ」と呼びかけたくなる愛おしさ。木って、やっぱりすごい…!




体がなかなか思うように動けないので、ゆったり&のんびりペースになると思いますが、これからの秋田での暮らしや出会いを楽しみたいと思います。