2014-11-24

手帳に求めること


年末も近づいてきて、手帳を探す時期がきました。

手帳を選ぶポイントは、使いやすさ、デザイン性など、人それぞれ色々あると思いますが、私は少し前、いやかなり前から、自分が住んでいる街の手帳を使うようにしています。

その名も「県民(市民)手帳」。

行政が発行しているのでデザイン性は皆無ですが、後半に載っている地域の情報がなんとも面白いんです。

愛媛の「県民手帳」はこれ。


市や県が発行するので、年度末で区切られているケースもありますが、愛媛の場合はちゃんと1月からスタートして、翌年の3月まで網羅されています。

ゆるきゃら「みきゃん」の出現が多過ぎるのは、仕方のないこと…。
何度も言いますが、この手帳にデザイン性を求めてはいけません。


すごいのは、後半の地域情報ページです。
そこに集約されている情報の傾向を見ると、街の特性が良く分かるんです。

愛媛はやっぱりこの情報でしょう。「柑橘の種類」と「食べ頃のカレンダー」。


八百屋さんで膨大な種類の柑橘を前に、どれを買っていいか迷う新住民にとっては心強い情報です。

あと、歳時記も入っています。


各地区で行われている「まつり」の多さに、改めて驚かされます。
1ページには納まらず、2ページに渡ってずらりと記載されています。

愛媛県下にある「主な島」の一覧も。
こんなに島があるのですね。



なんと「戸籍の知識」というページも。


血縁関係についてよく調べる?親戚が多い?ということでしょうか。
「遠い親戚だけど親族でいうと何にあたるんだろう?」っていう時に、役に立ちそうです。(笑)

地域ならではの印刷物は、こうしたローカルな情報がたまらなく面白いんです。