年末も近づいてきて、手帳を探す時期がきました。
手帳を選ぶポイントは、使いやすさ、デザイン性など、人それぞれ色々あると思いますが、私は少し前、いやかなり前から、自分が住んでいる街の手帳を使うようにしています。
その名も「県民(市民)手帳」。
行政が発行しているのでデザイン性は皆無ですが、後半に載っている地域の情報がなんとも面白いんです。
愛媛の「県民手帳」はこれ。
市や県が発行するので、年度末で区切られているケースもありますが、愛媛の場合はちゃんと1月からスタートして、翌年の3月まで網羅されています。
ゆるきゃら「みきゃん」の出現が多過ぎるのは、仕方のないこと…。
何度も言いますが、この手帳にデザイン性を求めてはいけません。
すごいのは、後半の地域情報ページです。
そこに集約されている情報の傾向を見ると、街の特性が良く分かるんです。
愛媛はやっぱりこの情報でしょう。「柑橘の種類」と「食べ頃のカレンダー」。
八百屋さんで膨大な種類の柑橘を前に、どれを買っていいか迷う新住民にとっては心強い情報です。
あと、歳時記も入っています。
各地区で行われている「まつり」の多さに、改めて驚かされます。
1ページには納まらず、2ページに渡ってずらりと記載されています。
愛媛県下にある「主な島」の一覧も。
こんなに島があるのですね。
なんと「戸籍の知識」というページも。
血縁関係についてよく調べる?親戚が多い?ということでしょうか。
「遠い親戚だけど親族でいうと何にあたるんだろう?」っていう時に、役に立ちそうです。(笑)
地域ならではの印刷物は、こうしたローカルな情報がたまらなく面白いんです。