松山市駅から自転車で30分ほどのところにある民藝店「かりん」。
オープンして3年目になるのだそう。
一軒家を改装してつくられた店内には、各地の美しい民藝がずらり。
小さいけれど、凛とした雰囲気がするお店です。
初めて来た時は(夏頃だったかな)ちょうどやむちんの展覧会をしていて、愛媛にこんなお店があるんだ!と嬉しくなったものです。
店主自らが窯元に足を運んでセレクトしているので、その話を聞くのも楽しみのひとつ。
店主のバイタリティーにエネルギーをもらいつつ、ものづくりの現場や職人が好きなんだな~と、つくづく共感。
今回は、ちょうど砥部焼「梅山窯」の展示準備をしていたので、フライングしてそれらを見せていただきました。
老舗の窯元・梅山窯は、膨大な種類の器を作っていますが、地元愛媛の砥部焼ショップなどに置いてあるものは、いわゆるザ・砥部焼というような唐草模様の柄がほとんど。
でも店主のセレクトのお陰で、梅山窯にこんな器があったのか~(!)という新たな発見も。見立てる人ってやっぱり大事なんですね。(小皿と一輪挿しをゲット。)
お店は重信川の近く、周囲はのんびりとした田畑で、大きな目印や看板などはないので、ナビを設定して行くのがおススメです。
かりん
愛媛県伊予郡松前町中川原413
定休 火曜日(展示入れ替え時期)
http://www11.ocn.ne.jp/~karin/