愛宕柿(あたご・かき)の産地、西条で柿渋染めを行うはんださんの工房におじゃましました。
愛宕柿は、柿渋染めに適した品種で、青い状態の実をすり潰して発酵させ、数か月じっくり熟成させると柿渋液になります。愛宕柿がよく採れるこの地域では、古くから柿渋液が盛んにつくられていたそう。
はんださんが柿渋で染めた布がこちら。
作家として活動するはんださんの染めは、表情が豊かで迫力があります!
テクスチャーをつけたり濃淡で陰影を表現しながら染められた布は、まさに絵画作品のよう。
見惚れてしまうほど、カッコイイんです!
こんな良き作品に出会えた日は、ずっと余韻に浸っていたくて、少しだけ遠回りをして帰ります。^ ^