2015-09-15

大胆な柿渋染め


愛宕柿(あたご・かき)の産地、西条で柿渋染めを行うはんださんの工房におじゃましました。

愛宕柿は、柿渋染めに適した品種で、青い状態の実をすり潰して発酵させ、数か月じっくり熟成させると柿渋液になります。愛宕柿がよく採れるこの地域では、古くから柿渋液が盛んにつくられていたそう。

はんださんが柿渋で染めた布がこちら。


作家として活動するはんださんの染めは、表情が豊かで迫力があります!


テクスチャーをつけたり濃淡で陰影を表現しながら染められた布は、まさに絵画作品のよう。


見惚れてしまうほど、カッコイイんです!


こんな良き作品に出会えた日は、ずっと余韻に浸っていたくて、少しだけ遠回りをして帰ります。^ ^