2015-12-24

西予市のわらぐろ


今、愛媛南部の西予市ではこんな光景を目にすることができます。

家のような形をしている「わらぐろ」は、藁を貯蔵するためにつくられたもので、乾燥した藁を積み重ねたもの。藁が腐るのを防ぐため、雨が中に入らないように角度を付けてつくられているそう。


昔は牛を飼っている農家さんが多かったので、牛の餌にしたり、生活に必要な藁細工をつくったり、藁も色んな活用があったそうです。

今は、原風景を後世に伝えたいと地域の方々が協力して「わらぐろ」をつくっています。
(しかも夜はライトアップされるとか!)


雄大な山々と見渡す限りの田んぼが美しい西予市。

大自然に囲まれたここは、忘れかけていた何かを見つけることができる不思議な地域でもあります。