2016-08-05

「姫だるま、フランスに渡る!」の巻


先日、姫だるまを取り扱ってくれているお店から「フランス人が姫だるまを購入してくれるので、解説をフランス語に訳してもらえないか」という趣旨の連絡がありました。

松山の郷土玩具・姫だるまには、道後温泉に伝わる神話と姫だるま誕生に至った経緯、作り手のことなどを明記した解説書を入れています。




とても嬉しい要望だったので(少し興奮しながら)、語学が堪能なMさんに連絡。

Mさんとは昨年愛媛で出会ったのですが、イタリア語やフランス語、英語やロシア語など5ヶ国語を喋ることができるスーパーウーマンなんです。

何度かやりとりをした後、「仏訳できたので、確認してください~」というメッセージとともに送られてきた原稿を見て愕然…。

そう言えば、わたし、フランス語がまったくできないんだった~!(汗)。




もちろんMさんが丁寧に翻訳してくれたので間違いない(素人のわたしが確認するまでもない)のですが、フランス語に興味があったので電子辞書を片手にひたすら単語を訳してみました。

すると、姫だるまとフランス語との相性の良さにビックリ!

言葉ではうまく説明ができないのですが、姫だるまを解説するフランス語の響きや単語が驚くほどしっくりくるのです。




(わたしの直観は間違っていなかったー!)

実は、いま、愛媛村からを立ち上げた時、目標のひとつに掲げたのがフランスへの出展でした。

「愛媛とフランスは相性がいい!」という根拠のない自信を抱いて掲げた目標は、残念ながらまだ実現していませんが、今回こうして姫だるまが海を渡ってひとりフランスに旅立っていくのかと思うと、感慨深いものがあります。

フランスとの縁を繋いでくれた取り扱い店、語学に優れ色んな国の言葉と文化を教えてくれるMさん、そして世界の人々から愛される魅力的な姫だるま、たくさんの出会いのお陰でわたしの妄想はどんどん広がっています。

「いつか、愛媛の素晴らしい手仕事たちを、フランスに持っていくぞ~。」


(その前に、フランス語もちょっとは勉強しなければ…。)