2017-02-16

包装紙、迷い中…


最近、オンラインショップをご利用いただく方から、「贈り物にしたいのでラッピングしてもらえますか?」という問い合わせをいただくことがチラホラあります。

これまでしていなかったラッピングですが、ご要望にお応えし(有料になってしまうのですが)お受け出来るようになりました。

http://nowvillages.shop-pro.jp/

今は、和紙で包み赤い水引を飾ってシンプルに包装していますが、ゆくゆくはオリジナルの包装紙をつくりたいなぁ~と思っています。

そう思って色々なお店の包装紙を改めて見てみると、いや~工夫がされていて面白い!


ちなみに、砥部の窯元でよくつかわれている包装紙はこちら。
(シワシワですみません…)


轆轤をまわす人、


絵付けをおこなう人、その後ろには釉薬をかける人、窯にうつわを運ぶ人、


そして遠くの方には山で原料となる陶石を採掘する人(!)まで、こと細かに描かれていて、


この包装紙を見れば「砥部焼ができるまで」が一目瞭然です。

もちろん今の製作工程とは異なるところも多々ありますが、当時の仕事の流れや生産過程を身近に知ることができる貴重な資料となっています。

そして何より、人の描き方や愛嬌あるタッチがとってもステキ~^ ^


これを描いたのは、山水画を得意とした竹山窯の初代竹山さん。

砥部では伝統的な包装紙として多くの窯元がつかっていますので、窯元巡りをする方はこの包装紙にも注目です!


ナウビレッジのオリジナル包装紙については、もう少し悩もうと思います…。

基本、せっかちな性格ですが、あーでもない、こーでもないと悩んでいる時間も、意外と好きだったりします。(笑)