11月13日(月)、2回目の「和紙染でつくる砥部焼」を開催しました。今回は午前中の開催でしたが、愛媛県内から13名の方が参加してくれました。
先ずは、講師の長戸さんに和紙染をレクチャーしてもらいながら、手順や注意することなどを確認します。
そして、それぞれ絵付けするデザインを考えていきます。
悩みながらじっくり考える方、すいすいと感覚的に手が動く方、図版や本をみながらパッとひらめく方、お友達とお話ししながら思いつく方、人それぞれいろんなタイプがありますが大切なのは焦らないこと。
長戸さんが、参加者に寄り添いながら優しく声をかけていきます。
その対応を見ながら、ものづくりはやっぱり「人」なんだなぁ~と改めて感じました。
そして、いよいよ絵付けへ!
ワクワク・ドキドキしながら、カットした和紙に絵の具をのせていきます。
あっという間の2時間でしたが、こんな素敵なうつわたちが出来上がりました!
お名前の「の」をアレンジ
愛嬌たっぷりなワンコ
クリスマスにぴったりなモミの木
仲良しな3人組で華やかなお花柄
家族を思いながら描いた小鳥たち
シンプルで素敵な弓矢
裏面の名前のところは的に!
たっぷりの愛情を込めたかわいいフクロウ
そして今回は、ふとした瞬間に、筆から絵の具がポタッとお皿に落ちてしまったという方が何人かいたのですが、そのアクシデントをなんとデザインに活かしてしまうという凄技の力作も生まれました!
そして今月、湊町にパン屋さんをOPENしたMさん。アクシデントがあったとは到底思えない、アーティスティックな仕上がりに!さすが料理人!ピンチをチャンスに変える力、わたしも見習いたいです。
絵付けが終わった後は、長戸さんに砥部の文様の歴史や、長戸製陶所の取り組みについてお話を伺いながら、歩音の美味しい珈琲でブレイクタイム。ハンドドリップで淹れた美味しい珈琲に、心がホッと休まります。
今回も、皆さんのお陰で、楽しく濃厚な時間を過ごすことができました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!焼き上がりが楽しみですね。もう少しお待ちください。