いま、愛媛村からのコラム
会いたいひと vol.5 でご紹介した上甲さんの田んぼに行ってきました。
上甲さんは、オリジナルのしめ飾りや藁細工を制作しており、お飾りのかたちやサイズにあわせた稲を自らの田んぼで丁寧に育てています。
8月は稲の
花ざかりでしたが、今はちょうど稲の収穫時期。
傷つけないように一つ一つ手刈りした稲を束ね、木で組んだ「稲木」にかけていきます。
「この稲は亀の尻尾になるけん」、「これはしめ飾りの穂になるんよ」そう言いながら、軽い足取りでほいほいと作業を進めていく上甲さん。
お手伝いに行ったつもりが、気付いたら足手まといに…(汗)。
上甲さんのスムーズな段取りと機敏な動き、エネルギッシュなパワーに改めて驚かされました。
たくさんの穂を付けたふわふわの稲は、こうして稲木にかけられしっかりと太陽を浴び状態を落ち着かせます。
しめ飾りが作られるまではまだもう少しかかりますが、上甲さんの美しいしめ飾りを今年も楽しみに待ちたいと思います。