愛媛南予のしめ飾りは独特らしい…そんなウワサを聞きつけたので、年末のしめ飾り探訪へ行ってきました。
南予の伝統的なかたちは、この暖簾型。(こちらは「道の駅みま」で購入)
シンプルだけど上品な佇まいで、引き戸に合いそうなかたちです。
隅々まで丁寧につくられていて、稲穂も付いています。
飾り方はこんな感じ。(道の駅に併設する畦地梅太郎美術館の入り口で)
ちなみにこの美術館、畦地ワールドをたっぷり体感することができるので、道の駅に立ち寄った方はぜひ観ることをおすすめします!(入館料も安いですよ)
連結ヴァージョンはこんな感じです。
そして今回、面白かったのがこちら。
道の駅どんぶり館の近くでたまたま見つけた特設小屋。
何やら入口には「しめ飾り発売中」の文字があったので(みかんの絵柄も手描き!)、恐る恐る入ってみると…
つくり手のおじさまが、「ここに、かぼすを入れるといいんよ~」と、教えてくれました。
今年から始めたそうですが、結びや巻き方など随所に工夫の跡が見られたので、来年は更に進化しそうな予感がします。
今回の戦利品はこちら。
(左の3つは特設小屋で購入したもの。)
右から二番目の細長いかたちは「水回り用」で、台所や洗面所など水かあるところに飾るタイプだそう。
左から二番目は、車用の小さな輪飾り。今まで車にしめ飾りを飾った事はなかったけど、今年はやってみようかな。
一番右は、道の駅で購入したものですが、大きなウラジロがリースのような雰囲気を醸し出しています。
ちなみに普通サイズのしめ飾りはかぼす、小さなサイズはみかんが付いていました。
橙ではなく、みかんも愛媛らしくていいなぁ~と思ったり。
地域によって様々なかたちのしめ飾り。
ひとつひとつに意味や由来がありますが、あえてオリジナルをつくっていく心意気は素敵だなぁ~としみじみ思いました。
皆さんのお家には、どんなしめ飾りが飾られますか?