2016-08-14

自然豊かな山間部でつくられる木のカトラリー


愛媛の山間部にある小田という町は、自然豊かでほのぼのとした地域。

町を流れる綺麗な川は、心が洗われるような美しさ。時期によっては、アユを釣る人の姿もちらほら見ることができます。(きっと美味しい鮎が釣れるんだろうなぁ~)




この地域に工房を構え、木のカトラリーを製作しているのが山口俊道さん(山口工房)。

定年退職後に趣味ではじめたという木工ですが、山口さんがつくるカトラリーを使ってみるとその丁寧な仕事ぶりを実感することができます。




何より使いやすさを一番に考えてつくられた「木べら」は、野菜などを炒めやすいようにヘラの部分に微妙な角度がついており、柄も握りやすい太さになっています。

細やかな配慮から、なんと左利き用の木べらも製作しています。(写真下/左側の二つ)




しかも、木材はすべて近所の天然木を使用しています。

さくらや栗、ビワなどの木を切り、3年以上寝かせじっくり乾燥させたものを加工しているため、工房の軒下には粗削りしたカトラリーたちがずらりと並んでいます。




「自分で食べるものは、ほぼ自分でつくってるんよ」と、いう山口さん。

緑豊かなお庭や畑では、色んなお野菜や果物を育てながら、なんと鶏も飼っていて毎日新鮮な卵を食べているとか。

この日は、帰りがけに無農薬で育てたという大きな「あまがらし」をいただきました。(みずみずしくて、美味しかったです。^ ^)




山口さんとのご縁は、内子町で地域おこし協力隊として活躍するWさんが繋げてくださいました。

地域の魅力を再発見しながら活性化を目指して活動するWさんと、地に足をつけ自然体で四季折々の暮らしを営む山口さんの姿から、暮らしと仕事のバランスのとり方を改めて教えていただいたような気がします。




山口さんの木のカトラリーは、今月末まで神楽坂暮らす。で販売しています。

また数量限定ですが、こちらのオンラインショップでも販売していますので、興味のある方はぜひのぞいてみてください。



●いま、愛媛村から オンラインショップ
http://nowvillages.shop-pro.jp/