砥部で棕櫚箒をつくっている中村浩二さんの「磨箒工房」におじゃましてきました。
砥部の山のテッペンに中村さん自らが建てたという工房は秘密基地のようで、とても素敵な空間でした。
工房の中には箒がずらり。
思わずうっとりしてしまうほどの美しさです。
シュロの毛を1本1本選定し、そして形を作って編んでいく箒づくりは、気が遠くなるような根気のいる作業です。
私も棕櫚箒が好きで毎日使っているのですが、中村さんが作る箒は、実に表情が豊かです。
編み方が1つ1つ違い個性的なのですが、そのデザインもすべて中村さんのオリジナルなのだと知り、改めてビックリ。「頭の中に浮かんだ形を実践していくのみ」だそうです。
箒をつくる中村浩二さん
ちなみに、中村さんが抱っこしているのは、子犬の猟犬。
そう、中村さんは山で狩猟もしているのです。
なんと90キロほどある猪を、一発で仕留めたこともあるのだとか。かなりの腕前!
工房の外には、犬とは思えないような勇ましく格好いい猟犬が3頭いました。
中村さんについては、ホームページのコラム「会いたいひと」で、また詳しく紹介したいと思います。
いま、愛媛村から
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