お正月に飾る「しめ飾り」は、地域によって特徴があります。
先日、宇和わらぐろの会による美しいしめ飾りについて書きましたが(こちら)それはオリジナルのデザインだったので、愛媛で一般的によく飾られているタイプを調べてみました。
松山市内をぐるぐると歩き回ってみると、このタイプのしめ飾りがどうも一般的なよう。
市内を走る坊っちゃん列車の先端にも。
これは残念ながら、うらじろがだいぶ弱ってしまったパターン。でも縄の形がよく見えます。(笑)
ちなみに真ん中の「だいだい」は水引きで結ばれているものもありますが、その結び方も数パターンあります。これは菊結びしてあるもの。
これは、編み目状になった結び方。
関東でよく見かけたタイプのしめ飾りとは少し違いうので、興味深く見歩いています。ちなみに、だいだいは「代々繁栄するように」、うらじろは「裏まで白く」という意味を含んだ縁起もの。これは全国共通のようですね。
今年も良き一年となりますように。