2017-01-30

小鹿の登場!


愛媛南部の宇和島に工房を構えるよしを民芸店でつくられている「鹿シリーズ」。




こちらのブログでも何度かご紹介していますが、これらは宇和島の民俗芸能「鹿踊り」にちなんでつくられている郷土玩具です。

顔がすっぽり隠れるくらいの大きな「鹿面(写真上)」から、ワンサイズ小さい「鹿面」、手のひらに乗る「鈴鹿」がありますが、今回はその中でも一番小さい「小鹿」をご紹介します。




上写真の一番右が「小鹿」ですが、こうして鹿シリーズを並べると小さくて、み、見えない!?

サイズは、なんと2cmなのです。




この小ささはつくるのもひと苦労ですが、宇都宮よしをさんの器用で繊細な手技によって、ひとつひとつ愛情込めてつくられています。




小鹿には、角があるオスと、角がないメスがあります。

元になった鹿踊りのなかには、オス鹿たちがメス鹿を尋ね探して遂に発見して喜ぶという物語もあるため、こうしてオスとメスがつくられているそう。




地域の伝統文化と深い繋がりがある郷土玩具。愛媛の方だけでなく、日本各地の方々にこの良さを届けられたらと思っています。

この度、オンラインショップで「小鹿」もご購入できるようになりましたので、よろしければのぞいてみてください。どうぞよろしくお願いします。


●オンラインショップ
http://nowvillages.shop-pro.jp/