2017-08-22

【参加者募集】和紙染でつくる砥部焼


次回のワークショップのお知らせです。

砥部焼の絵付け体験ワークショップ「和紙染でつくる砥部焼」を開催することになりました!




砥部焼というと呉須の唐草文様を思い浮かべる方も多いと思いますが、砥部焼の歴史を遡ると様々な文様や技法が受け継がれていて、時代やつくり手によって様々な砥部焼がつくられてきました。「和紙染」も伝統技法のひとつです。

手順は、和紙を好きな形に切って、素焼きした素地に配置し、そこに色絵の具を筆で染み込ませていくというシンプルなもの。




絵の具を染み込ませた和紙は、ピンセットで静かに取ります。絵付けはこれで出来上がり。(その後、乾燥させてから窯で焼いて完成です。)




和紙に絵の具を染み込ませるので、完成した模様をよく見ると色が付いた部分や縁などが手描きとはひと味違った風合いに仕上がっているのが分かります。




絵を描くのが苦手という方でも、これならきっと大丈夫。例えば、和紙を○△□に切って配置するだけでも、素敵なデザインが出来上がりますよ。




ちなみに写真のうつわは、今年の春に愛媛県美術館で開催された松山出身のデザイナー「杉浦非水展」のミュージアムグッズとしてつくられたオリジナル商品で、杉浦非水の原画を元に長戸製陶所の長戸純子さんが製作したもの。(※杉浦非水展に関するブログはこちら

長戸製陶所では、この他にも江戸時代に描かれた古砥部の文様を復刻させたうつわなどを手掛けており、伝統を守りつつ砥部焼に新たな風を吹き込んでいます。




今回の会場は、道後にある古民家ショップ&カフェの歩音(あるね)。道後公園駅からすぐのところにあります。

1階には愛媛の手仕事や愛媛産の食がずらりと並んでおり、2階はゆったりと寛げるカフェスペースになっています。(ワークショップは、2階のカフェスペースで開催させていただきます)




オリジナル商品や砥部焼も充実している歩音では長戸製陶所のうつわも取り扱っており、そのご縁から店長の岡村さんに声を掛けていただき、今回のワークショップが実現しました。




ワークショップでは、砥部の文様に関するプチレクチャーなども予定していますので、砥部焼に詳しい方も、全く知らなかったという方も、お気軽にご参加いただけたら嬉しいです。

念願だった砥部焼の絵付けワークショップ、今からとっても楽しみです。どうぞよろしくお願いします。



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和紙染でつくる砥部焼

日 時 10月30日(月) 13:30~15:30 定員になりました
    11月13日(月)10:00~12:00 参加募集中

場 所 歩音(愛媛県松山市道後湯之町3-16 ※駐車場はありません)
講 師 長戸純子(長戸製陶所)

参加費 2,500円(材料費込み、ワンドリンク付き)
※5寸(約16㎝)の平皿(1枚)に絵付けをします。うつわは焼き上がりまで約2ヶ月かかりますので、当日は持ち帰れません。受け渡しは、歩音もしくは長戸製陶所にて。(着払いで郵送も可)

申込み info@nowvillages.com
参加者の名前、年齢をメールにてお送りください。追って返信します。メールが苦手な方は、下記までお電話ください。定員は12名です。(先着順)

問合せ Nowvillage 
    Tel. 080-3455-8707 (今村) 
    http://nowvillages.com

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