愛媛のレトロな駅舎をご紹介。
松山市のとなり、東温市にある「横河原駅」。「駅」が旧字の看板。
伊予鉄道(横河原線)の終着駅なので、夜の最終電車はこの駅舎前で停泊するのだそう。
明治32年につくられたという木造の駅舎は、愛媛県最古の現役の木造駅舎。シンプルなつくりですがとっても趣きがあります。
駅には、女性の駅員さんが1人常駐していて、お話を聞いてみると色々と教えてくれました。
「汽車」から、今の「電車」に変わった時、乗車口の高さに合わせてホームも高くしたのだそう。
汽車と電車でこんなにも高さが違うなんて。(知らなかったなぁ。)
今は懐かしい白いポストもありましたよ。久々に見ました。
ちなみに、駅を出て左へ行くとアイスクリーム屋さんがあります。
雑誌「天然生活」にも掲載された、懐かしの「レトロアイス」。(1本130円)
ベンチに腰かけて店主とお話ししながら、のんびり美味しくいただきました。
昭和時代にタイムスリップしたような感覚になれる素敵な町です。
●横河原駅
愛媛県東温市横河原185-1