2015-08-27

しめ飾りの稲、花ざかり


愛媛南部の西予市で、しめ飾りをつくる上甲さんの田んぼに行ってきました。


稲もすくすくと大きくなり、稲刈りの時期が近づいて来ています。
実のまわりに花が咲いていて、今は「花ざかり」と呼ぶのだそう。


上甲さんが育てている稲は、1種類ではありません。

いくつかの田んぼで、しめ飾りや藁細工など、それぞれの部位に適した品種を育てています。長さや太さ、編み具合などを考慮して育てられている稲。徹底したこだわりです。


「それだけ気を留めて、やるかやらんかの違いよな」と、さらっと話す上甲さん。
その言葉から、しめ飾りに対する熱意と愛情が伝わってきます。


ちなみに白いシート(写真・上)はイノシシよけ。
以前、イノシシに田んぼを荒らされて、大変な目にあったとか。


天候はもちろん外敵からもこうして実を守りながら、大切に育てています。
稲狩りまで、もうすぐです。