武工房の秋山登紀子さんから、米とぎざるが届きました!
素朴で飾らないけど凛とした佇まい、手で持った感じがしっくりきます。
早速、届いたその日から使い始めました。
用途はもちろん、お米とぎ用。
これまでステンレス製のざるでお米をといでいましたが、秋山さんのざるは、まるで使い心地が違いました。
ザッザッ、ギュッギュッ!という音だったのが、このざるだと、サッサッ、シャラシャラ、ス~…という優しい音に。
手に馴染むというか、なつかしい感覚というか―。
お米が優しく洗われていくのが分かります。
武工房は、江戸や明治の面影を残す町家や屋敷が建ち並ぶ内子町の保存地区に工房を構えています。
以前、こちらの「会いたいひと」というコラムで武工房代表の武智壽夫さんについて書かせていただきましたが、今年の春からもうひとり加わったのが、今回米とぎざるをつくってくださった秋山登紀子さんです。
写真左が秋山さん、右が武智さんです
秋山さんは、武智さんと同じく京都で竹細工を学び、その後、宮城県で修業を積みながら、さまざまな竹製日用品を製作してきました。
そんな秋山さんが手掛ける竹製日用品(米とぎざる、ご飯ざる、浅ざる、深ざる、蓋付きのざるなど)からは、東北に根付く竹文化の奥深さや柔らかな息づかいを感じ取ることができます。
素敵な職人さんが愛媛に移住してくれて、素直に嬉しい~(^ ^)。
これから更に進展していくであろう秋山さんの竹細工と、パワーアップした武工房から今後も目が離せません。
内子にお越しの方はぜひ工房を訪れてみてください。これから更に進展していくであろう秋山さんの竹細工と、パワーアップした武工房から今後も目が離せません。
素敵な竹細工に出会えますよ。
●武工房
愛媛県喜多郡内子町城廻227
https://www.facebook.com/227takekoubou/
●コラム「会いたいひと」
武智壽夫さん(竹細工職人)
http://nowvillages.com/ehime/meet/vol4.html